昔であれば明け方近くまで宿で飲み明かしておりましたが
すっかり歳をとってしまったのかベテラン組の就寝が早いこと。
泊まった宿といえば元GPライダーやら某メーカーのワークスチーム員やら
その筋の関係者やらが常連客のペンションで
ここのバンメシ....ではなくてディナーがウマイのです。
年間4~6戦あるこのツーリングシリーズで唯一のお上品な長野の宿。
翌朝、宿のマスターに別れをつげ、80km程走りヒトヤマ越えた所で
埼玉組、群馬栃木組と分かれ、静岡を目指しひた走るのです。
途中街中のノロノロに嫌気がさし、高速に乗りだらだら走っていると
リミッターを効かせながら巡航する謎のセフィーロと遭遇。
後ろについていると楽なのでしばらく引っ張ってもらう。
40分ほど走ったところでガスがなくなりピットインして
サービスエリアで休んでいるとおばさんライダーから声をかけられますれば
なぜか昨晩泊まった宿の事を知っていたり共通の知り合いやら
バイク屋やらが話題にあがりもりあがってしまうのでした。
が、しかし、ここでピンときた。
『もしかして朝〇研究所の方ですか?』と聞くと
「えっ?よくわかりましたね。」と。
おぉこれは千載一遇のチャンスではないか。
今ココでいつぞやの恨みを晴らさないでおくべきだろうか?
と思ったけれどもそれだけの若さが無く踏みとどまりました。
その代わりにポルシェを追い回してみたりするのです。
べつにポルシェに恨みはありませんが....。