お泊りツーリング2日目。
朝、いつものように寺泊の朝市へ出向き、その後埼玉組、栃木組とは80km程一緒に走り流れ解散。
既にこの時バッテリーがあがっており押しがけでないとエンジン始動せず。
バッテリーがやっぱり死んでんのかなぁ?なんて思いながら帰路御殿場を目指す。
私のバイクはインジェクションゆえ押しがけも時速20kmに到達するくらいでないと掛からない。
もし信号待ちでクラッチをつなぎ間違えたら?ボケてギヤ入っているのにスタンドを出したりしたら?と考えると不安になり、長野でバッテリー交換をした。
あまりに痛い出費....。
ついでに点検してもらうとバッテリーではなく発電系統が死んでいると言われた。
そうは言っても150kmばかり走ってこれたのだから虫の息で燃料を供給する分くらいは発電していたように思える。
バイク屋からはバッテリー交換はしたけれどもこれでドコまで走れるかは分からないと言われた。本来自家発電で供給する電力をバッテリーのみで走る訳で、インジェクションが止まればエンジンも止まるという結構スリリングな状況で帰らなくてはならなくなった。
しかし、まぁ大丈夫だろうと根拠のない自信もありすぐに高速に乗って家を目指すのでした。
途中高速で誰か引っ張ってくれないかなぁと同じくらいのペースで走るバイクを待っていたのですが、後ろからハイビームのバイクが3台。あぁこれはいいやと追いかけるもののカーブ3つで見失った。こっちも200オーバーではしっとるというのにまったく追いつかず。
大概この手のはペース維持の限界が5分以下のライダーが多いのですがあの3台はすり抜けも上手く相当な手練れで、あんなクレイジーなのは久しぶりに見たとマイペースに戻すのです。
んでやっとこさ山中湖に着き、あとヒトヤマ越えればたとえエンジンが止まっても何とかなるなというとこまできた。その後生活圏に入った辺りからデジタルメーターがついたり消えたりの禁断症状が現われ始め、最後の信号ではエンジンが息つきを始めた....。
こりゃヤバイぞと思いながら家の手前10mでエンジンストール....。
完全にバッテリーが空になっとる。
もしあの時あそこで高速に乗らなかったら...。混んでるけど近い道をいってたら...。
そう考えると青くなります。
まぁ無事帰って来れて何より。
やっぱバイクはキャブ車だな....。